今週のお題「自由研究」
自由研究のきっかけ
小学校低学年のころ、ファーブル昆虫記のフンコロガシを読んでから、小さな生き物に興味を持つようになりました。
ファーブル昆虫記は、淡々と虫の生態について書かれているのですが、フンコロガシが誰から教えられたわけでもないのに、淡々と糞を転がしてそれを洋ナシ型に整形して卵を産み付ける等、不思議としかいいようがないです。
生物の本能って凄いと思いました。
糞を食べる生物がいること自体衝撃的でした。
その1、カブトエビの観察
進研ゼミの教材だったような気がするのですが、砂に水を注ぐとカブトエビが孵るキットを使ってカブトエビをしばらく育てた記憶があります。
最初、海にいるカブトガニになるってずっと信じていて、途中で普通に田んぼにいるカブトエビだと知ってビックリ( ゚Д゚)しました。
田んぼに水がない時期は卵の状態で、水が入ったら孵化する仕組みだった気がします。
太古の昔から姿形がほとんど変わってない生き物らしいのです。
水槽の裏側から除くとエビの裏側が見えて面白かったです。
私が小学生のころの近くの田んぼは農薬の影響のせいか、カブトエビを見たことがありませんでした。
確か餌はカブトエビの餌がついていてそれをあげていたと思います。
結局狭い水槽の中では長生きできず、庭にお墓を作った記憶があります。
ほとんど進化せず地球上に存在する生物であることに感動しました。
その2.アリの観察
アリを数匹捕獲して水槽に土を敷き詰め、巣を作るところを観察する実験をしました。
餌の角砂糖をあげると、土の中に作った巣の中に角砂糖を分解して運び貯蔵していました。
私だったらその場で全部食べてしまうでしょう。間違いないです。
アリは人間より賢いと思いました。
実験途中でアリが脱走して、母に怒られたのをよく覚えています。
その3.おたまじゃくしの観察
近所に田んぼがあり、そこでよく友達と金魚すくいならぬ、オタマジャクシすくいをして遊びました。アマガエルのオタマジャクシです。
これも家に持ち帰り観察することにしました。
エサは鰹節を与えると喜んで食べてくれました。
数日たったある日、足が生えてきました。
足が生えたオタマジャクシは結構かわいいので、すっかり夢中になりました。
顔が可愛らしいので、今でいう「ゆるキャラ」です。
ウーパールーパーをイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。
ある日突然アマガエルになりビックリ( ゚Д゚)して田んぼに返しにいきました。
危うくアリの時のように脱走されるところでした。
その4.メダカの観察
ヒメダカを近くのスーパーで購入して飼育しました。
卵を産ませて、孵化させたいと思いメダカについて調べました。
尻びれの形で雄雌を見分けることを知りました。
そのうち雌が尻びれに卵をつけたので、水草を探しにいきました。
近くにきれいな川がなく、お店にも水草が売っていなかったので、人口のプラスチックの水草を購入しました。
これは大成功で、メダカは次から次へと卵を産み付けてくれました。
親と一緒の水槽に入れておくと食べてしまうこともあることを知り、水桶に水草ごと卵を移しました。
卵は無事孵化し、小さな妖精のようなメダカが次々と生まれました。
あまりに小さくて、酔っぱらった父が間違って流しに桶の水を流してしまいTHI ENDとなりました。
流しの先にある下水を通って無事に川に流れでることを祈るしかありませんでした。
自由研究まとめ
愛情をかけすぎて、生き物をやたら増やしてしまいます。
おまけに逃げられた記憶が多々あり、生き物を飼う自信はなくなりました。
生きとし生けるもの、狭いかごの中で飼ってはならないというのが教訓となりました。
今後、私が生き物を飼う予定はありませんが、広い森の中で生き物を観察しつづけたいと思います。