図書館で予約待ちしてようやく順番が回ってきた本です。
表紙の絵が以前から気になっていた本です。
(一部ネタバレあり)
目次
真夜中のアボカド
銀紙色のアンタレス
真珠星スピカ
湿りの海
星の随に(まにまに)
5つの短編物語でいろいろな星座の星がでてきます。
星に詳しくはないのですが、普通に読み進めることができました。
恋話あり家族愛ありでじっくり読むと主人公の気持ちがじんわり伝わってくるようなお話だったような気がします。
徒歩子は5つの話の中で真珠星スピカのお話が一番心に残りました。
3人家族のお話なのですが、お母さんが交通事故である日突然亡くなり、中学生の娘のもとに現れ霊になって見守る。。といった内容です。
最後の方で真珠星スピカがでてきます。
その中でお父さんにはお母さんの霊が見えないという設定が、血のつながりがある人だけ見えるのかもしれないと感じさせます。
徒歩子の父親も10数年前に他界しているのですが、病気になったとき何度か夢に父がでてきたことがあり、母に話すと全然お父さん夢にもでてこないよーと言っておりました。
徒歩子の勝手な思い込みかもしれませんが血縁がないと幽霊は見えないものなのかもしれません。
話かけても父は喋ることができずいつも何かを訴えているようでした。
(徒歩子の病気について知らせてくれていたようです。)
物語でも主人公のお母さんは喋ることができませんでした。
知り合いの方に伺ったところ配偶者の夢枕には霊がでてこないようです。
「夜に星を放つ」はフィクションですが、不思議感たっぷりで読みやすいお話でした。
しばらくしてもう一度読んでみたい本です。