北海道のシマエナガは有名でマスコットにもなっているようで、時々持ち歩いている人を見かけます。
シマエナガは頭の色が白いエナガで「雪の妖精」とも呼ばれているそうです。
本家本元のエナガが本州にも多数生息しています。
都心の公園にもいると聞いていたので探しに行ってみました。
エナガの探し方
偶然エナガを探している方に遭遇しました。
エナガの鳴き方を聞いたところ、「チュルチュル、チーチー」と鳴くのだそうです。
シジュウカラの群に混じって行動することもあるそうです。
シジュウカラとは何度も遭遇しています。
右は風が強い日に枝にしがみついているシジュウカラです。
鳴き声も「スピースピー」と綺麗な声で鳴くので見つけやすいです。
シジュウカラを追いかけていて偶然エナガらしき鳥が写っていたことがありました。
真ん中に小鳥が写っていたのでパソコンで拡大してみると。。
シジュウカラであればあるはずのネクタイのような黒い線がお腹にありません。
尾も長くピンク色の羽毛も少しあります。
時々シジュウカラの鳴き声に混じって「チュルチュル、チーチー」と鳴く声も聞こえます。
エナガがいる!と確信しました。
公園に人が少ない時間帯に探鳥にでかけることにしました。
エナガを見たことがなかった理由
子供のころは九州の都会に住んでいたため観る機会がありませんでした。
エナガの存在すら知りませんでした。
図鑑でみたり、お散歩好きな人が教えてくれたので、シマエナガに似たエナガに興味をもつようになりました。
実際に鳴き声をたよりに見つけたけれど、メジロ以上にすばしっこくて動きが予想できず、かなり意識しないと観えない鳥のようです。
エナガの気持ちになってみる
里山の麓や林の中で何度も声を聴くし姿を見かけるのですが、木の高いところにいて写真におさめることができませんでした。
連休最終日になり天候が悪化し強風が吹いていたので撮影にいくのを止めようと考えていたのですが、天気が悪い日エナガはどこにいるのだろう?と疑問がわきました。
ひょっとすると、木の低いところや生垣にいるかもしれないと思い再び声だけでも探そうと撮影に出かけることにしました。
予想的中!撮れた写真
eyeリング(目の周り)が黄色いので大人のエナガです。
大人ですが、風で揺れる枝の上でブランコ遊びをしているようでした。
幼鳥に食事を運ぶ成長のエナガ
エナガは群れで子育てをするそうです。
子供のいないエナガも子育てを手伝うそうです。
エナガの幼鳥。目がうるうるしていてとても可愛らしいです。
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eyeリング(目のまわり)が赤いのが幼鳥の特徴だそうです。
羽の色は成長と比べて薄茶色です。
幼鳥は丸々ふっくらしていて可愛らしいです。
青虫(大)を幼鳥にあげるために小さくしようと格闘しているエナガさん
虫を食べてくれるおかげで、木も枯れずにすんでいるのですね。
それにしても大きな青虫でした。
たくさん食べて大きくなったようです。
親は小さなロケットのように飛びまわり子育てに大忙しなようです。
連写モードで撮ることができました。
すごいスピードで飛び回ります。
一瞬でいなくなります。
カメラを構えている暇もありません。
親エナガがジッとしているところを撮るのが一番難しかったです。
ベストショットは飛翔シーンです。
生垣に止まっていたエナガをOM1MarkⅡのプロキャプチャーモードでとることができました。
まとめ:
野鳥は見つけようとしても見つからない残念な日もあります。
せっかく鳥の鳴き声が聞こえても全く姿がみえない日もあります。
自然にいやされたり、野鳥の囀りを楽しむ気持ちを忘れずに、自然の中で鳥を撮らせてもらっているという気持ちが大切なようです。
ヒヨドリを撮っていると徐々にシジュウカラやエナガが集まってきてくれたことが2度程ありました。
山道を歩いていると突然野鳥が飛び出してくることもあります。
野鳥を見守りつつと野鳥との出会いをこれからも楽しんでいきたいと思います。
使用した機材:
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
カメラ本体:Om-1 Mark ii