11月に里山の近くの公園にでかけました。
散歩するとまだまだ汗ばむ陽気でしたが、夕暮れ時の写真撮影をしようと思い立ち出かけてみることにしました。
最初に出会った野鳥はマガモでした。
手前のマガモは雄のエクリプスかと思いました。
エクリプスとは繁殖期以外の雄ガモにみられる夏羽から冠羽した羽衣のことで、雌のような地味な羽色になります。
よく見ると嘴が褐色なので雌ガモだと思われます。
マガモのエクリプスだと嘴が黄色だそうです。
↑夏羽(繁殖羽)の雄マガモ上。青首とも呼ばれている。別の月に撮った写真です。
どちらも雌の可能性もありますし、奥のマガモが幼鳥のため嘴が褐色色の可能性もあります。
奥のマガモは雄の幼鳥という可能性もあるような気がします。
頭についた水滴まで撮影することができました。
偶然ですが、カモの左上で魚が跳ねた瞬間を撮ることができました。
↑カルガモも池で泳いでいました。
少し待つとカルガモの群れが現れました。
夕暮れ時に水草などを食べにきているようです。
池の端で休んでいるカルガモもいました。
羽の青色がチラリと見えました。
里山でお馴染みのハクセキレイです。
木の橋がお気に入りのようです。
夏頃観にきたときよりふくよかにみえます。
夕陽に照らされてハクセキレイのいい写真が撮れました。
夏羽から冬羽に衣替えしたようです。
まだまだ寒くないと思っていたら翌日にはグッと気温が下がりました。
鳥達は衣替えの達人です。
夕陽に向かって木橋の橋に止まっていましたがチラリと顔を見せてくれました。
池の芦原近くで眠っているカルガモを見つけました
浅い眠りだったようで目だけ開けて徒歩子を伺っていました。
里山のカルガモは公園のカルガモと違い警戒心が強いです。
夕陽で照らされた池が光を反射していました。
里山の野鳥まとめ:
マガモのエクリプス(雄)は見分けが難しく、野鳥図鑑によると嘴が黄色かどうかもポイントだそうです。
雌は褐色ぎみの嘴なのですが、幼鳥も褐色の嘴なので??となってしまいます。
羽が変わる時期にもう一度観察してみたいと思います。
同じ場所で出会えるかはわかりませんが。
芦原に茶色の小鳥が囀っており、一瞬飛び上がったのですがすぐに芦原の奥に隠れてしまいました。
水鳥と違って藪にすむ野鳥は臆病ですぐに隠れてしまうため撮影はおろか観察も難しいです。
出会えた時はとてもうれしいので、時間がある時にヒョッコリでてきてくれるのを待ちたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
出会えた野鳥:
マガモ、カルガモ、ハクセキレイ、茶色の小鳥
使用した機材:
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
カメラ本体:Om-1 Mark ii